おフランスには、BACK TO THE FUTER がある。

私達,グルノーブル第2世代には、上記のヴィディア、セルジュ コント、現在、日本に居るマチュー モンシュ、それとDJの世界ではクイーン的存在となった、あのMiss KITTIN ことキャロリンそれと私。当時、私達はかなりの勢いで活動していました。私は自分の考える事があり自発的に10年を目処にアート界から離れましたので、その後の動きは良く知らないのですが、現在、彼らの動きが見られない事を考えれば、彼らも何らかの考えにより活動をストップしているのかも知れません。
グルノーブルのボザールには、この他に1人特異な学生が居ました。名前をジェラルドと言います。
彼の作品はっきり言って何を遣っているのか解りません。何が面白いのかも解りません。
しかし、この訳の解らない事を楽しそうに大の大人がお人形さんごっこをするように真剣に遣っている行為を外から見ているが面白いのです。
この訳の解らないアーティストが、当時、フランスで高い評価を受けた、L’ Hiver de l’Amour (愛の冬:パリ近代美術館)に出展したのです。
私は???。
この展覧会の企画に携わったジョンルークに後日、私は正直に「彼の作品どう思う?私は何が面白いのか解らないのだけど。。あえて言うならその解らなさが面白い。」と言うと彼も同感で何が面白いのか解らない。のだそうです。
ええええ!!
と言う事は、あの展覧会の選考の時点で多分、“だれも彼の作品自体が面白いと感じていた人は居なかった!!”

あんな歴史に残る展覧会で。。ジョンルークも言っていますが、彼の展覧会歴の中でもダントツ1位の展覧会そうで、その様な重要な展覧会で多分、誰一人、ジェラルドの作品自体を理解した人は居かったのだと思います。

ジョンルークが言いました。「私達の世代では解らないけど、後300年後の人達には理解されるアーティストかも?」その言葉を聞いて私もみように、なるほど。。と理解しました。
そうなんです。あまりの解らない事を信念を持って人を説得して歩く姿をみていると、美術館で現代アートを初めて見る人の様に作品が何を言っているのか必死に読み取ろうとするのです。しかし、幾らがんばても何も読めない、感じられない。。この人の評価は300年後の人達にまかせましょう。

何故、この話をするか?と言うとフランスのアート界の懐の広さと言うか、そういう物を痛切したからです。例えば、東京現代美術館が、作者が何を言っているのか解らず、何が面白いのか解らない芸大、美大の生徒に出品要請をするでしょうか?
300年後の人達には面白いと思いますよ~、とかの理由で。。
私はこの件で、おフランスのド根性を痛感しました。
彼は今も世界中を自転車で野宿をしながら、ゴミを拾い何かを遣っいるようです。日本にもゴミ関係で着ているようです。もし、あなたが、このジェラルドなる人を見かけたら、300年後の人のお話をのたまって頂く事をお勧めします。

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