少年アートの少年は、童貞を破れるか?!

少年アートと言う本をご存知でしょうか?今から約20年前に書かれた本と思いますが、当時、美術大学で悶々と方向性を模索していた私にいとも簡単なシンプルな道標として、道案内をしてくれた本でした。
そんな夏休みのある日、友人が、その少年アートの著者の中村信夫さんが、その本の中に登場するジョンルーク ヴィルムスを日本に呼んでレクチャーとワークショプを催すとの事を教えてくれ、早速、私も応募し。。。実はこれが人生の分かれ目でした。
その6ヶ月後の冬、私はフランス、グルノーブル芸術学校(Echole des Art de Grenoble)の生徒として、見るもの、聞く事がショックの連続の日々を送っていました。その当時のグルノーブルは上記のジョンルーク ヴィルムス、オンジュ レッチアそれと学長のギ イソンジュがフランスにアート革命を起こすかのごとく第一世代のドミニク ゴンザレス フォレスター、フィリップ パレノ。。。。に次ぐ第二世代の勢いあるアーティストが学生として在学していました。
話はちょっと飛びますが、このグルノーブル第二世代を持ってジョンルーク、オンジュ、ギ イソンジュはグルノーブルを去り、いよいよ、あのパリボザールの改革に参加しました。話によると、それまでのパリボザールは現在もまだ続く日本の芸大、美大の延長上にあるような教え方で、デッサンなる物の入試選考もあった様です。しかし国の決定方針でそれまでの先生、生徒の追放があったようです。
私はラッキーな事にそのグルノーブル第2世代に入る事が出来、アート界の卵として美術界に出るまでを経験し見る事が出来ました。
日本の芸術、美術大の学生がアーティストを目指す時、ここまでの過程が日本の芸術界とフランスの芸術界では大きく違うのではなかと思います。ここの4-5年間の期間でその後の人生がどの様になるかほぼ決定されるとなると、やはり掛けて見るべき物はあると思います。
日本にも優れた能力のある学生は居ると思いますが、その多くは、異端児として扱われ世に出るチャンスを手に入れるのが難しいのではないか?と思います。


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  • レイバン

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